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キタスナヤツメ変態する
めだかルームの渓流水槽では、キタスナヤツメという魚を飼育しています。ヤツメウナギという魚の仲間ですが、ウナギとは全く違う種類です。 5月に展示を開始した時の写真 5月から展示していますが、これまでほとんど砂の中に潜っていて、あまり姿を見ることができませんでした。それが10月になって、砂の外に出てくるようになったのです! 変化はそれだけではありません。下の写真は、5月と10月の顔の写真です。 何かが変わったのが分かりますか?? 答えは、目ができたことです! 5月の写真ではどこが目か分かりませんが、10月の写真ではくりくりした目があるのが分かりますでしょうか。 実はスナヤツメの仲間は、子供(アンモシーテス幼生)のころには目が無いのです。 子供の間は、まるでミミズのように水底の砂の中に潜り、細かい有機物を食べながら3年かけて成長します。そして、大人になると変態(姿形を変えること)して、目ができてヒレも発達。ついに水の中を自由に泳げるようになるのです!しかしその代わりに、消化管が退化して食べ物は食べられなくなってしまいます・・・。 ではせっかく目ができて
展示室 生き物
1 日前読了時間: 2分
八王子市北野環境学習センター(あったかホール)3F
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