両生類について生きものアドバイザーがお答えします

カエルはとてもジャンプが得意ですね！

ジャンプはとても重要です

・敵からすばやく逃げるため

・エサをつかまえるため

・移動するため

ジャンプはカエルにとって、生きていくための力だね

アカハライモリは身体から毒を出しますね。
その毒は、「テトロドトキシン」というもので、
なんと、フグの猛毒と同じです。

なので答えとしては、人間にも効きます。

ただ、アカハライモリの毒の量は少ないため、
人間に直接的な影響は大きくはありません。

アカハライモリを触った手で目をこすったりすると、
目が荒れてしまったりするので、
アカハライモリをさわったあとは、必ず手を洗いましょう

カエルの年齢や性別を見分けるのはなかなか困難です。

年齢の場合、幼生、成体くらいであれば見分けができますが、何歳か、、、まではわかりません。

性別の場合、多くのカエルは、オスの方が小柄で細身のため、それだ見分けることもできなくはないです。

一番わかりやすいは繁殖期で、メスに抱き着く様子を観察するなどではっきりと判断できます。

種類によって暮らしている環境は違いますが、例えばアマガエルやトウキョウダルマガエルなら田んぼの周り、カジカガエルなら浅川の河原、ヒキガエルやヤマアカガエルなら丘陵地の池にいることが多いです。

レオパ良いですね！
カエルの飼育はエサさえ食べてくれれば、それほど難しくは無いと思います。
ただオタマジャクシからカエルになって上陸したばかりの小さいカエルは、難易度が上がります。
体に合った小さいサイズのエサを用意できないと、そのまま死んでしまうこともあります。

大人のエサはコオロギも良く食べますが、野生のバッタやイモムシも大好きです。
ただコオロギばかりあげているとカルシウムが足らず骨の病気になってしまうことがあるので、カルシウムやビタミン剤をふりかけてあげた方が良いです。
生きた虫の他には、慣れてくると人工飼料(固形のエサ)も食べてくれますよ。

ただ同じカエルでも個体によって好みがあるので、その子にあった食べ物を探してみて下さい。

アカハライモリ先輩より一言

「水の中でぼーっとしているとか思っているんじゃねー！生きるために必死なんだぜ！川だといつ・どこで食べ物にありつけるか、アライグマがいないか、大変なんだぞ！」

いないです。オオサンショウウオだけが大型です。不思議です。なんでだと思いますか？

２～３日に１回でいいですよ

カメはよく人に懐きます。
呼べば来るほどになることもありますよ。

なんでか・・・？
エサをくれるからです。

その通りです！
カメのこうらは「ほね」でできています。
人間でいうと「肋骨(ろっこつ)」の部分が発達して、お腹と背中をおおう甲羅となりました。

また、甲羅の表面の部分は鱗(うろこ)が固くなった「鱗板(りんばん)」におおわれています。

毒をもっていることを知らしめる「威嚇」のためです。
「警戒色」といって、派手な色をあえて天敵に見てもらい、「毒があるから食べたら危ないぞ」とアピールをして身を守っているのです。実際に、「テトロドトキシン」という神経毒をもっています。
ちなみに、子どもの時はおなかが黄色なんです。
生きもの展示室では、大人と子どものどちらも飼育しているので、ぜひ見比べてくださいね。

すっぽんは、はちゅうるいのなかの、かめのひとつですよ

カエルは種類によってさまざまな大きさがありますね。
アマガエルはなぜあのサイズなのか、その答えはどこにもないかもしれないし、あるのかもしれません。
なぜ、人間はこの大きさなのか、、、と同じですね。

アマガエルの場合は、きっと草木に隠れやすく、食べる虫の大きさなど、さまざまな原因で、あの大きさが生きるのにちょうどいいのだと思いますよ。

生きもの展示室のカエルをよくみてみましょう。
どうなっているのか、気になるところを見つけたら、スタッフにぜひ教えてください。

手のかたち？　手のさきっぽ？
口の大きさはどのくらいだろう？　鼻はどこにあるのかな？
目は大きいかな？小さいかな？
おなかの裏側ってどんなかんじ？

身体の色や模様ってどうなっている？

いろいろな見方をするとカエルのからだが見えていきますよ

種類によって大きく異なりますが、長寿のカエルとしてはヨーロッパヒキガエルで、約１０年ほど生きます。
記録では３０年生きたというのもあるようです。

身近な種類でニホンヒキガエルやトノサマガエルなどが絶滅危惧種になっています。
また生きもの展示室で飼育しているトウキョウダルマガエルも東京都のレッドデータブック（絶滅危惧種）に記載されています。

動きの速い獲物を捕まえるため、天敵から素早く逃げるために飛びます。

うーん。たぶん、笑いません。
でも、カエルの顔って、笑っているようにも見えるときありますね。

「テトロドトキシン」という神経毒で、フグと同じ毒です。
量次第で猛毒ですが、アカハライモリが持っている毒はとても少ないので、すぐに危険ということではありません。
ただ、触ったら、ちゃんと手を洗いましょう。

むしを食べるのはカエルだけではないですね。
ほかにも鳥やトカゲ、魚もむしを食べます。

なぜむしを食べるのか。
人は普段はむしを食べませんから不思議に思うかもしれませんが、人間もむしを食べます。

むしを食べるのは、その数と栄養素
まずは数が多いので、むしを食べれるようになると食べ物に困りません。
そして栄養素。タンパク質やカルシウムも多く含まれ、むしは結構栄養満点です。

けっこういろいろなものを食べておりますよ。

ミジンコなどのちいさい生きものやボウフラだったり
コケ、落ち葉
・・・パン　とかも食べます

だいたい身体の大きさが２～３ｃｍくらいになると、エラが退化して肺呼吸に進化します。
そこまでに２～３か月です。

生まれたばかりのウーパールーパーの体長は約1cmほどです。
その後エサを十分に与えると、10日間で体長約2cm→1か月で約4～7cm（個体差があります）→前脚が生え→後脚が生えて→生後1年で25cm以上に育つ、成長が早い生き物です。

生きもの展示室にいるアカハライモリもウーパールーパーにちょっと似ています。今年卵が産みつけられ、生まれたばかりの時は7ｍｍ前後くらいでした→水中でエラ呼吸している「幼生（赤ちゃん）」時代に、個体差もありますが1.5ｃｍほどになります→エラがなくなり肺呼吸に切り替わると陸上に移り「幼体（こども）」になります。まる1年たつと幼体は4.5ｃｍくらいになるそうです。
現在生きもの展示室にいる幼体で一番大きな個体でも体長2cmくらい。そして「幼体」が「成体（おとな）」になるのに3年かかります。
ウーパールーパーは早く大きくなっていいなあ、って思います。でも私はアカハライモリが大好きなので、みんなもアカハライモリのおちびさん達を見に来てくださいね。とかげルームにいますよ。

世界は、６０００種類以上のカエルが知られています。いまでも新種が見つかることがあります。

動いているものしか、見つけられないからです。カエルなど、多くの両性類はそのような傾向があります。慣れてくればにおいで勘づいて食べることもできますが、基本的に動いているものを食べます。
ジュラシックパークのティラノサウルスレックスは、カエルの遺伝子を使って作られたため、動く生きものしか見つけられない・・・なんてシーンもありましたね。

難しい質問です。たとえばアマガエルは緑色のイメージがありますが、生きもの展示室にいる二ホンアマガエルは茶色です。水槽の背景（壁）の色が茶色で、石・木も多く入れているので、周りの色に合わせて茶色に変色したのだと思います。こんなふうに環境によって変色するカエルもいるので、どちらが多いかはわかりません。

動いている物ならなんでも食べてしまいます。
アカムシやボウフラ、ミジンコや小魚、、、などなど、いろいろないきものが自然の中にいると、それを食べて過ごしています。

日本にいるイモリは、 アカハライモリ 、シリケンイモリ、アマミイボイモリ、オキナワイボイモリの４種です。
アメリカの自然史博物館のまとめによると、世界には100種類以上のイモリがいるそうですよ。

カエルの口が大きくて特徴的だからではないでしょうか。

かわいいですよね。

カエルはとても足が発達していますね。
もともとは早く泳ぐための足だったのだと思いますが、同時にジャンプするのに適した足でした。
高く飛ぶときは、敵から逃げるときです。

それ以外はのそのそ歩いていますね。

一番わかりやすいのはシッポです。オスのシッポは幅広いですが、メスのシッポは細くシュッとしています。
またオスは繁殖期（12月～7月位）にシッポが青みがかった色に変わります。メスの色は変わりません。

生きもの展示室のアカハライモリは室内で飼育しているため、季節外れの冬に産卵しました。オスの婚姻色（繁殖期の変色）もほとんどありませんでした。さまざまですね。

2024年2月現在、めだかルームには、アカハライモリの赤ちゃん（幼生）がたくさん生まれています。ぜひ見てください！

生まれたばかりのアカハライモリの状態を「幼生」と言います。「赤ちゃん」かな。幼生は水中にいて、エラで呼吸します。ウーパールーパーみたいなエラがついていてかわいいですよ。
このエラは2、3ヶ月でなくなって、その後は陸上で生活します。陸上で生活できるようになったら、幼生ではなく「幼体」と呼びます。「こども」のようなものですね。
そこからおよそ３年ほどで「成体」、つまり「おとな」になります。成体になると、再び水中で生活するようになります。
つまり、おとなになるまで3年以上かかるんですね。

生きもの展示室で今年1月から産みつけられた卵は、2月現在卵か幼生です。この後どんなふうに大きくなっていくか、観察しに来てください！途中で脱皮もします。私も見たいです。

ウシガエルは特定外来種としてすでに定着してしまうことで問題になっています。
あまり見かけなくなってきたのは、駆除などの対策のおかげです。

ちなみに、おいしいです。ぷるっとした鶏肉のような感じでとてもおいしくいただけます。
が、食べられる部分がほんの一部なので、コストは悪いですね。

サンショウウオも含めると、日本には約５０種類います。約となっているのは、新種もでてくることもあるあめ、約としています。

正直、わかりません。
あの行動になにか意味があったのか、、、。
おしりがなにか気になったのかもしれないですし、
産卵する前の準備運動？

イモリの行動で、いろいろと想像してみるのも面白いですね。

むしを食べます。大きなカエルになると、ヘビやカメまで食べてしまうこともあります

意外といろんなところにいます。

農薬をつかっていない田んぼや沼にいることがあります。
近くで探してみましょう

参照
https://708ss.cybozu.com/k/107/show#record=102&l.sort_0=f6382628&l.order_0=desc&l.qs=1&l.offset=40&l.view=6382448&l.q&l.next=48&l.prev=128

水辺のある公園や川の近くの田んぼ、畑などで見つけられますよ。
バッタやハエなど、生きて動いている昆虫が主食です。
餌を用意できれば飼うことはそれほど大変ではないありません。

アマガエルがどういうところに住んでいるのか、なにを食べるのか、
など良く調べて、どうしたら飼えるのかを考えてみましょう

カエルどうしの会話や、好きな相手に話しかけています。
種類によって「げろげろ」や「げこげこ」など鳴き声が違って、仲間を見つけられるようになっています。

アカハライモリはけっこう長生きで最長では25年生きた例があるそうです。
ただ野生では4~10年くらいではないかと思います。