質問コーナー
生きもの展示室の「質問コーナー」にお寄せいただいた
皆様からの生きものについての?をお答えします。
甲殻類
甲殻類について生きものアドバイザーがお答えします。
カニはどうして横にしか動けないんですか?
実は、前にも後ろにも動くことは出来るのですが、足が横向きについているので、通常は横に歩きます。
ザリガニのおしっこってどういう色?
透明じゃないかなぁ。
エビは何種類いますか?
「エビ」というとどんな姿の生きものを思い浮かべるでしょうか?
よく食べられるクルマエビや高級なイセエビ、川で捕まえられるヌマエビの仲間やアメリカザリガニのような生きものだと思います。
一般的に「エビ」と呼ばれるこれら生きものは、世界で約3000種以上が暮らしています。
*ここからは少し専門的な話題になります<(_ _)>
実は生きものの種類を分ける「分類」の世界では、どこまでが「エビ」の仲間なのかというのはすごく難しい問題でもあります。
硬い殻をもつ「甲殻類(こうかくるい)」という仲間のうち、十本の足をもつ仲間を「エビ目(もく)」と呼びます。この中には、カニやヤドカリの仲間も含まれるため、大きく言えばカニやヤドカリもエビの仲間ということになります。
ここからもう少し細かく分けると、
卵をお腹に抱いて育てる仲間と、卵を水中に直接産む仲間の大きく二つのグループに分けることができます。
カニもザリガニもヌマエビも卵をお腹で抱いて育てるため同じ仲間です。一方、姿はエビに似ていてもクルマエビの仲間は直接水中に卵を産むため、その他のエビやカニとは違う仲間になります。
これらをまとめると、
「エビ目」:世界で約14000種類
→クルマエビの仲間:約500種
→クルマエビ以外の仲間(カニ、ザリガニ、ヌマエビなど):約13000種
*見た目がエビに見える生きもの(クルマエビもヌマエビもザリガニも):世界で約3000種以上
となります。
だんごむしが冬にいるところはどこですか?
ダンゴムシはさむくなると、なかまで集まっておしくらまんじゅうのようになっています。
石や落ち葉の下で集まっていますよ。冬でもあたたかくなると葉っぱを食べて過ごしています。
かにのうんちはどういうかんじですか。
にゅるっと細長いうんちをしますよ。
ちょうど、アカムシみたいな感じです。
かにはどうしてあわをふくんですか?
カニがあわをふいている様子を見たことがありますか?
カニは、実は陸でもエラ呼吸をしています。
そのために体内に水をためていて、その水に溶けた酸素をエラ呼吸で取り込んでいます。
体内の水を空気に触れさせて酸素を取り込む必要があるんですね。
そのために体内の水をいったん空気中にだして、吸ったり出したりするんです。そのとき泡になることがあります。
泡になることでたくさんの空気(酸素)が水に溶け込みます。
水槽のぶくぶくも同じです。
ザリガニは「おふ」・「お菓子」・「野菜」は食べますか?食べ物はなんですか?
ザリガニはなんでも食べてしまいます。
メダカやカエルなども食べます。
ザリガニはなにを食べますか?
ザリガニはなんでも食べてしまいます。
メダカやカエルなども食べます
てながエビは浅川にもいますか?
いるとしたらどの辺ですか?
浅川にもいます。渓流のような清んだ水ではなく、浅川のような河川環境のほうが好みです。
テナガエビは、比較的浅めの場所で、石や岩、
また水草などの影に隠れていることが多いです。
夜行性なので、夜に水中をのぞくと歩いている姿を見つけることができるかもしれませんが、日中は物陰に隠れています。
ザリガニつりができる所はどこですか?
先日「ザリガニ取りのコツや、よく取れる場所は?」という質問がありました。今回の質問も、「ザリガニがとれる所」として回答しますね。
↓
ザリガニは流れが緩やかで、膝くらいまでの深さで、川の本流よりもワンドになっているところによくいます。
よく見ると底を歩いているのも見つけられるけれど、隠れている場合が多いので、岸辺の草が生えているところを底の土や砂利ごとガサガサやると採りやすいです。場所は市役所の前やあったかホールの電車が通る下あたりでよく採れます。あと夜の水辺にもいっぱいいます。釣る場合は、スルメや煮干しをエサにすると釣りやすいです。家に持って帰ったらちゃんと死ぬまで大切に飼ってあげましょう。
釣りあげられなくても、貪欲だから、何度もつかんでくるので、あきらめないでね。
ザリガニ釣りをしたいのですが、企画してもらえないでしょうか?
また企画することがあると思います。ただし、アメリカザリガニは「条件付き特例外来種」に指定されており、取り扱いに注意が必要です。
企画以降もどのようにしていくか、計画的な捕獲・飼育・処分をしていくことが望まれます。
浅川でザリガニを取りたいのですが、コツやいっぱいいる場所を教えてください。
「コツ」はアミなどの入れ物をかまえたまま、石や落ち葉がたまっている所を足でかき出すといいと思います! 石や葉っぱにかくれていたザリガニがでてきて、そのままあみに入ってくれるかも? 川の中では、かくれがになるものがたくさんありそうなところにいっぱいいるとおもいます!
追記
ザリガニは流れが緩やかで、膝くらいまでの深さで、川の本流よりもワンドになっているところによくいます。
よく見ると底を歩いているのも見つけられるけれど、隠れている場合が多いので、岸辺の草が生えているところを底の土や砂利ごとガサガサやると採りやすいです。場所は市役所の前やあったかホールの電車が通る下あたりでよく採れます。あと夜の水辺にもいっぱいいます。釣る場合は、スルメや煮干しをエサにすると釣りやすいです。家に持って帰ったらちゃんと死ぬまで大切に飼ってあげましょう。
釣りあげられなくても、貪欲だから、何度もつかんでくるので、あきらめないでね。
カニになんでハサミがついてるの?
餌を捕まえたりすることにとても便利だからですね。
種類にもよりますが、泥をすくって泥の中の食べ物を探したり、
穴を掘るのにも使っています。
いろいろな使い方をするのに、ハサミが便利だったんですね。
ハサミをどう使っているかよく観察してみると面白いかもしれません。
ザリガニに、どうしてハサミの大きさがちがうザリガニがいるんですか。
みんな、ひとりひとり手の大きさが違うように、ザリガニも1匹ずつハサミの大きさが違います。
右と左で大きさが違うザリガニがいるのは、ザリガニはケンカした時に、相手のハサミをとってしまうことがあります。ハサミをとられたザリガニは、脱皮をすると新しいハサミが生えてきます。生えてきたばかりのハサミはまだ小さいので、ハサミの大きさに違いができます。
ざりがにには、はさみが切れたら、またはえてきますか。
ザリガニやカニは、はさみや足が取れてしまうことがあります。
それは、魚から身を守る手段でもあります。
取れてしまった手足は脱皮すると新しい手足が生えてきますよ
ザリガニはなんではさみでえさをとるの?
みんなは何でご飯を食べますか? お箸?スプーン?ザリガニのはさみはみんなの手のようなもので手で色々なものをつかめるように、ザリガニもハサミで色々なものがつかめるよ よく見ると大きなハサミだけじゃなくて いっぱいいる足にも小さなハサミがあって 足を使って餌を取っているよ。
ザリガニは何を食べるんですか?
ザリガニは肉食と言われていますが、何でも食べてしまいます。お 魚や エビをたくさん食べてしまいます。
湧き水にいる サワガニを開発時 移動させて良いですか?
生き物の移動は現在おすすめできません。 もし 近くに 同じような環境があればそこにも サワガニはいるはずです。 開発により いなくなってしまうことはとても悲しいことですが、良かれと思って移動させてしまうと、 移動先の生態系を壊してしまうことになります。
なんでエビはハサミがあるの?
水草に捕まったり 餌を捕まえたりするよ。 エビをよく見て ハサミをどう使っているか見てみましょう。