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質問コーナー

生きもの展示室の「質問コーナー」にお寄せいただいた

皆様からの生きものについての?をお答えします。

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鳥類

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哺乳類

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魚類

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爬虫類

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​甲殻類

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両生類

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昆虫類

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環境のこと

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その他

哺乳類

哺乳類について生きものアドバイザーがお答えします。

タヌキとアライグマどっちがつよい?
クジラとシャチどっちがつよい?

タヌキ vs アライグマ
クジラ vs シャチ
戦ったらどっちが強いでしょうか。
おそらくですが、結果は引き分けです。

まず、タヌキとアライグマですが、どちらも体格も同じくらいです。多少アライグマのほうが荒い性格かもしれませんが、そう大きくは変わらないでしょう。

クジラとシャチについてですが、シャチもクジラの一種ですので、シャチとどのクジラの戦いを想定しているかによります。ミンククジラのような小型のクジラであれば、シャチとまっとうに戦ったら負けてしまうでしょうし、シャチよりも大きなザトウクジラやシロナガスクジラであれば、シャチは襲うことすらありません。
でも、赤ちゃんクジラであれば襲われてしまうことがあります。

さて、生きものたちにとっての強い とはどういうことでしょうか。
戦ったら勝つ 勝てば強い
かもしれませんが、いま生きているものたちは、すべて生き残ってきた結果です。

つきつめていえば、みんなつよい です

シロナガスクジラはなんで大きいの?

生きもののサイズには、それぞれ進化した結果でもあります。
進化するということは、その特徴が生存に有利だったということです。
シロナガスクジラのような大型の動物は、大きくなることで、外敵から襲われにくくなります。
また海の中というのが、大きくなることにとてもよい条件でした。
陸上とちがって、重力の影響が少ないためです。

でもすべての生きものが大きくなればいいということではないです。
小さい生きものだって、小さいことが生存に有利になるような工夫をしています。

こうしたそれぞれの生きもの生きている場所、環境など、さまざまな条件で、
いろいろな特徴の生きものがいて、それぞれが一生懸命生きている結果がいまの形なんですね。

それが生物多様性です。

動物はおっぱいがありますか?

あります。イルカやクジラにもありますよ。
カモのような哺乳類のカモノハシにもお乳があります。

ちなみに、おっぱいはありませんが、ゴキブリも母乳を出す種類がいることが知られています。

色々な動物や昆虫がいて、とても可愛いです。
動物の野生は、夜歩く時に、目が光るのはなぜですか?また、どうして光るんですか?

「色々な動物や昆虫がいて、とても可愛い」と言ってくれてありがとうございます!
また昆虫が増えています。見に来てくださいね。

さて、質問ですが、先日「猫はなんで目が光るんですか?」という質問がありました。野生動物も同じです。
  ↓
ねこの目は「タぺタム」という人間にはない層を持っていて、この層が光を反射しているので光って見えます。ねこの目には暗い場所で光を感じる細胞が、人間の約6倍多いため暗い場所でも周囲を見ることができます。

人間とサルの違いはなんですか?

ほんと違いません。

 

 

 


では、なっとくできませんよね。実際に生物的な大きな違いはないと思われますが、一番の違いは、道具や火を上手に使えるようになったことはでないでしょうか。

ねこは何で目が光るんですか?

ねこの目は「タぺタム」という人間にはない層を持っていて、この層が光を反射しているので光って見えます。ねこの目には暗い場所で光を感じる細胞が、人間の約6倍多いため暗い場所でも周囲を見ることができます。

人の場合心臓は毎日何回なっていますか?

ヒト(成人男性)の心臓は、1日に約10万回も動いてます。
心臓が1回の鼓動(こどう=ドクドク)で送る血液は約70㏄(シーシー)と言われているので、
一日に7トン(70㏄×10万回)もの血液を送り出していることになります。
心臓はものすごく働いてくれていますね。
ちなみにヒトの全身の血管の長さは、成人男性で約10万キロメートル、地球をおよそ2週半もできる長さです。

1階の展示のはく製で長い黄色の動物は何でしょうか?いたち?てん?

質問者さんと同世代の受付スタッフが、記憶とネットを辿ってお答えします。
おそらくテンの毛皮のマフラーだと思われます。
ネットで調べたところ、イタチとテンは毛の色などが異なり、イタチは茶褐色や黄褐色の毛皮で、目の周りが黒色、口の周りだけ白色という見た目です。 
テンは夏と冬で見た目が変化するそうです。 夏の時期は体が黄褐色で顔が黒色、冬の時期は体が明るい黄色で顔が白色だそうなので、あったかホール1階の毛皮のマフラーは、冬毛のテンではないでしょうか。

私のこども時代(昭和40年代、笑)、成人式など和装の時に、頭も尻尾もついてるキツネやテンなどの毛皮のマフラーをつけた人を見かけました。その時代はそれが最高級だったように思います。
顎がクリップになっていて、胴をかませるようにして留めるもので、子ども心に「ちょっと怖い」と感じたものです。

今なら欧米のいくつかの都市で毛皮を身に着けていたら、バッシングに合うでしょうか?
時代(トレンド)は変わりますね。身の回りのファッションや食べ物など、時には見直してみる必要があるかもしれません。

イルカが大好きなのですがイルカは野生の時はどうやってねているのですか?

野生のイルカも水族館のイルカも寝ているときは、なんとなくゆっくり泳いでいます。
よく見ると、片目だけ閉じて、片目は開いています。
そうです。半分ずつ寝ているということです。

実は、イルカは寝ているときに外敵に襲われないよう、
脳の半分が寝て、半分は起きて周囲を警戒しています。

自分もいつかそうしたことができるようになりたいです。

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