生きもの展示室のスタッフになり、早いもので4ヶ月。
生きものって不思議だなぁ!すごいなぁ!と驚かされる日々です。
そんな中で見つけたのが「昆虫食」というワード!!
今回は皆様にも「昆虫食」についてご紹介したいと思います。
昆虫は昔から世界各地で人間が食べてきた伝統食であり、タンパク質が豊富な健康食品。
栄養価が高く、環境への負荷が低いことから、食糧危機への対策として世界的に注目されています。
昆虫食のメリット
・肉や魚に比べて良質なたんぱく質を多く含み、栄養価も高い
・飼育効率が良い(1㎏を得るのに、牛肉は餌が8㎏必要なのに対し、昆虫は2㎏ですむ)
・食べられる部分が多い(牛肉40%/こおろぎ80%)
・狭い土地と少量の水で飼育できる
・飼育の際に発生するメタンガスや二酸化炭素など温室効果ガスが少ない
昆虫食のデメリット
・毒のある昆虫もいる
・甲殻類と同じ外骨格のため、甲殻類アレルギーに注意が必要
人口増加や食糧危機、環境問題に直面する現代社会で、昆虫食は持続可能で効率的な
食糧供給原としてますます世界中で注目されていくでしょう。
メタンガスや二酸化炭素など温室効果ガスがほとんど発生しない、環境にやさしい昆虫食は食の多様性かもしれません。
*ここで地球温暖化に関心を持たれた方は、2階クールセンター八王子へ行ってみてはいかがですか?クールセンター八王子は、八王子市における地球温暖化防止活動の拠点で、
12月は「地球温暖化防止普及啓発イベント2023」として、さまざまなイベントが予定されています。
参考文献・サイト
・内山昭一 Official Website | 昆虫食彩館
・国連食糧農業機関FAO 昆虫の食糧保障、暮らし そして環境への貢献
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